抱き米

自分のための生存記録

20190504

実家の私のベッドは子供サイズだ。
縦の長さが160cmほどしかない。横幅も左右半回転ずつというところ。
そんなため身動きが取れなくてつらい夢を見る。途中で目が覚めてホッとするが半分事実である。

 

少し早いお昼に小学校からの付き合いの友人とお昼ご飯に海老フライの定食を食べた。愛知県民たるもの海老フライに敏感でなければならない。ということもない。海老フライはぷりぷりだった。
お互いの近況報告をしたが人生とはいろんな事がある。例えば知らないところで友人の旦那さんに自分が好きなキャラクターを知られていたりだとか、そういうことである。
薔薇色の世界も良いけど、揺らぐことのない愛も良い歌なので聴いてください。

 

百貨店の物産展に置かれている商品が明らかにご老人をターゲットにしたラインナップで切なかった。6割おせんべい。
かなり久々に商店街にも行ってみたらベトナム食材屋さんができていた。内装も値札もほとんどベトナム語で明らかに日本人向けでは無い。現地で美味しかったお菓子が売っていてテンションが上がる。レシートもベトナム語だ。数年前よりもさみしくなったアーケード街に異国の風が吹いていた。

この商店街には長いこと同人誌即売会を開催していた画材屋さんがある。堂々即売会の告知チラシが置かれたり、設置された大きなホワイトボードにイラストを残したりできる。即売会は開かれなくなったが、お店は今もほとんどそのまま。全盛期ほどの賑わいは無かったが、ホワイトボードも現役だった。通っていたのは15年近く前である。懐かしさと思い出したくない当時の記憶の間で複雑な気分になった。

 

商店街近くの大きな神社でお参りもした。縁結びも専門にしていたらしい。知らなかった。めちゃくちゃ祈っておいた。おみくじは1番。大吉だった。

 

天の御助けを受け 諸々の災い去りて
喜びあり心を正直に 行いを慎み 貧者を慈しみ
弱きを助け 信心怠りなければ益々思うままになります
色に溺れ 酒に狂えば凶なり

 

色に溺れ 酒に狂えば凶なり!!!!
色は兎も角酒は気をつけよう。詳細部分は全体的に「行動力だ!気合いでなんとかなる!」というようなノリを感じた。尾張の土地の神を信じようじゃないか。

 

帰ったら一時間ほど寝ていた。暑さを感じる程晴れているというだけで体力が消耗する。夜ご飯は手巻き寿司。あとイカの天ぷら。玉ねぎのサラダ、水餃子。
どうしても手巻き寿司が上手く巻けない。

 

妹がまた写真写りと実物の差について悩んでいた。「そんな変わらん」と伝えたら喜んでいた。

従姉がいつの間にか産んでいた二人目の子の写真も見せてもらったが、完全に私だった。これは写真写りの問題だろうか。

 

東京で借りている家は最高のシェアハウスでもう4年は住んでいるのだが、ぬるま湯の地獄なので自分を律する為に引っ越しをして一人暮らしを始めたいという気持ちが親に理解してもらえなくてうだうだしている。
家賃が今より高くなって、駅から遠くなって、今より安心して住めなくなったとしても今の家が良過ぎるだけなので仕方がない。シェアハウスを出るメリットはシェアハウスのルールから解放されることである。