抱き米

自分のための生存記録

20191222/初舞台

アラームで起床。予定より15分程遅いが予定には差程影響はない。
舞台に上がることを考慮して少し濃いめの化粧をして家を出る。

駅のホームでシナモンアップルカスタードのパンを食べる。思っていたよりも会場が近かったため、コンビニに寄ってお酒など購入。

 

午前中にステージを使い、全員で最後の打合せ。緊張はしないが不安感が強い。
演技の勉強をすれば本番に強く、平常心で対応できるようになると思っていた。
GACKTが「完璧に仕上げないから本番前に緊張するんだ」というようなことを言っていた気がするが、
不安感は消えないのだなと思った。
そして不安感と緊張感は異なるものなのだと気づく。

 

緊張はしないがテンションが上がらないため、本番前のお昼ごはんに楽屋でほろよいを2本飲んだ。
あとからやってきたベテラン大道芸人の先輩も飲みだして、
テンション上げる為には飲まなきゃやってらんないよねという話をする。

 

ほろよいで本番。
ショーは3人から4人のチームを組み、各々1分から3分の短い即興劇を行う。
私のチームは初参戦3人、2回目1人の若手チーム。
自分のできなさも人のできなさもよくわかるので、迷惑をかけないようにだとか他の人のカバーの必要性だとかを強く意識する。やりたいことをするというよりは、上手く調和を取りたいと思った。

 

うちのチームの即興テーマは
台詞を全て五七五で言わなければならないという"五七五"と、
お客さんから頂いた単語が書かれたメモをステージ上にばらまき、演技中にそれを拾って無理矢理にでも台詞に取り入れるという"ペーパーズ"。
そして最後に近所の常連が集まるスナックの客のつもりで話を展開させるエチュード的なもの。
テーマは都度お客さんからアイデアを頂く。
これを午前と午後、同じことをする。

 

前半。
五七五のテーマは「クリスマスケーキ」作り。
ペーパーズは「なるようになる」
お客さんには単語を書いてくれと言っていたのだが。

クリスマスケーキは無難に終わったが上手くまとまり過ぎるとイマイチ面白くなくなる。最後にメンバーの台詞「みんなで食べれば 怖くない」で終わったのは良かったと思う。
ペーパーズはテーマ置いてけぼりでみんなでりんごダイエットをするオチで終了。

 

後半。
五七五は「バンジージャンプ
ペーパーズは「電車遅延」

元々苦手な五七五では日本語が崩壊しつつ、カメラマン役として徹した。
電車遅延は日本語として理解できない言葉や、お子様にはなるべく聞かせたくない言葉などが書かれていたりパニックが起こったりで収拾がつかないまま終了。

他のチームは落ち着いてたり落ち着いてなかったりしつつ面白い劇を展開していた。

 

反省を色々しつつ、即興劇はアドリブである。
終わってしまったことは仕方がない。
合間に皆でたこ焼きを食べながら飲んだし、終わってからは皆で中華料理を食べながら飲んだ。

帰りがけに同期に妹を紹介してくれと言われて笑う。

帰宅してシャワって胃袋から漂うネギ臭さを気にしながら寝る。

 

いろんな人が観に来てくれて、
しかも差し入れやアンケート記入なども下さって嬉しかったです。
これで演劇を終わらすつもりはないのでまた気が向いたら観にいらしてください。今回来られなかったという方も是非いらしてください。
ありがとうございました。