20191119/泣く練習_シチュー

アラームが何度も鳴る。いつもの時間に起床。少し化粧をする。
なぜかエアコンのリモコンが見つからず、コンセントから抜いて止める。
薄手のロングコートを着て家を出たが、外は暖かく再び戻ってデニムの上着に替えた。

郵便局で水道代を払う。今月本当に出費が酷い。
気が早いけどお金が無さ過ぎて1月から始まるであろうSTEP4は一旦お休みしようかと考えている。

昨夜利用駅の柱に怪文書が貼られていて、これはすぐ剥がされるだろうなあと思い写真を撮ったのに今朝も貼られたままだった。
もしくは再び貼られたのか。集団ストーカーの一員だと思われるのは御免なので撮った写真はアップしない。

1時間15分早い出勤。年末調整の書類を提出してタスクひとつぶん心が軽くなる。
今日もコーヒーを飲みながらお菓子の家の残骸を食べる朝。
お昼は昨日安く買えたダッカルビなパンを食べた。冒険せずピザパンにすれば良かったなと思う味だった。

仕事の集中力が切れた頃、先日のレッスンで先生から聞いた『普段の生活の中で急に泣いてみる実験』というのを思い出してやってみた。
1度目はパソコン画面に表示された『お勧めします』の文字から連想したイメージ。少し力む必要があったが泣けた。
面白いので間をあけて何度かやってみた。

2度目『PHS』の文字からの連想。
3度目『描いた絵を親に破られる』イメージ。
4度目『美容院の優しい担当さんに怒られる』イメージ。
5度目『亡くなった祖母に今の仕事を褒められる』イメージ。

1度目でスイッチが入ったせいか全部すぐ泣けた。
その時の感情を思い浮かべて、それによる身体の強張りや感覚が鈍るところ、鋭くなるところを意識して、眼球の裏側にその様子を映して、心臓を抑え込む。
頭は疲れるけど悲しい記憶を反芻するやり方よりフィクションを思い浮かべる方が楽だしたのしい。

レッスン中、先生には、楽しい・幸せな感情が爆発するようなイメージでも泣けるようになると良いと言われて納得したけどこれが難しい。

役者が役に取り込まれて病むということは、これに近いんじゃないかとちょっと感じた。
想像が強く具体的であるほど現実との区別がつかなくなりそう。

退勤。
どこかの路線でトラブルがあったようで、山手線は混んでいた。
改札付近はいつもより混んでいたが、それ以外は普段見なくもない程度。

電車の中でも泣く練習。そんなに絡みはないが割とよく見るフォロワーの一人の、何でもないツイートを利用して泣いてみようとする。
降りる駅に到着するまでに、涙腺にちょっとくるくらいまではいけた。

帰宅。料理をしている場合でもないと思いつつ、長い事冷蔵庫で待機している食材の消化のため包丁を持つ。
にんじん3本、たまねぎ1玉、じゃがいも4つ、ごろごろとした牛肉1パック、食パン2枚。

鍋としても使える底が深めのフライパンいっぱいのホワイトシチューができた。
にんじんの量が尋常じゃないのでほとんどにんじんの味がする。
あと安い肉はゴムみたいで美味しくないという学び。
咀嚼する度にくちの中で『ぎゅにっ、ぎゅにっ』っと鳴く牛肉。嘘つけお前ゴムだろ。
焼いた食パンを一口サイズにちぎって、その上にゴム肉乗せ、シチューで流し込む。
そうすると歯に触れないのでまだ不快感少なく飲み込める。
シチュー自体の味は普通なのに、この肉のせいで急においしくない感がすごい。もう外国の安い肉買わない。

ゴム苦行はなるべく別日に持ち越したくなくて結果2.5皿食べた。日付が変わる頃までお腹いっぱいで動けなかった。
そこから片付けと洗い物と床掃除してシャワる。

お風呂の中でシーン練習。
この間のレッスンで辛いと感じたけど、シーン前後で泣けるということは頑張れば泣きながら演技ができるのではないかという実験。

『メール無精で親からの連絡をスルーしがちだけど、そうして過ごしているうちに親が倒れる。メールだけでもやりとりすれば良かったと後悔する』イメージ。
この文章を打っているだけでも泣ける。これで練習したらなんかしっくりきた。
問題はレッスン・本番（が、あるとして）でも同じようにできるかなのでもうちょっと精度を上げたい。

調子に乗って泣きじゃくっていたら寝る頃には午前3時。あらまあ。

【おしらせ】
舞台に立ちます！演技の勉強を始めて初のステージです。
お客さんのアイデアを取り入れつつアドリブで進行する即興劇をします。新宿でやるので是非いらしてください。
完全予約制です。予約は下の画像に書かれているメールアドレス、もしくは私（twitter:@umeruko）までご連絡ください。

日にち...12月22日（日）
時間...14時～ / 18時～ ※30分前開場
料金...1,000円 / 通し料金 1,500円
会場...新宿シアター Fu- （新宿永谷ホール）