抱き米

自分のための生存記録

20191201/演劇レッスン

止め忘れていたアラームで起床。再度寝る。寝たり起きたり。
前日に食べ損ねたパンを焼いて食べる。ランチパック的なやつ。
チーズとソースが入っているお惣菜系のもので、外はサクサク中は熱々で良い感じになった。今日もまたアラジンのトースター買ってよかったなあと思う。何度でもよみがえる感動。

 

お昼を過ぎた頃にようやく頭が覚醒。
バリバリ宿題をする。レッスンの時間がギリギリで割と焦る。
なんとか終わらせ、家を出る。友人の記事の撮影の手伝いへ。こちらは速やかに終了。

そのままレッスンへ。15分前着。
普段はいない教室の一番偉い先生(現役の役者さん)がなぜかそこに居て少し驚く。
ひとつ前の時間のレッスンが長引いていたようで、終わるまで待つ。

 

簡単なコミュニケーションゲームで準備運動。
コミュニケーションゲームの時間はレッスンを重ねるごとに少しずつ短くなっているが、やる内容は毎回少しずつ違う。
今回のしりとりと連想ゲームは一回バウンドさせるルールに。
数字を他の人とタイミングが被らないようにひとつずつ唱え、21まで数えるゲーム。
レペテションは具体的に褒める言葉縛りだったり、最後にマルかバツかで印象をつけ足す縛りだったり。
その瞬間の受け取り手からした印象なので、笑っているなど、ポジティブな反応が出ていてもマル、必ずということでもない。
(自分が怒っている時に相手がにこにこしていたらバツだと思うだろう)

 

更にそのあとそれをやってみてどうだったか、相手の様子、自分の気持ちはどうだったかを発表する。今回は最後に先生ともやった。
一番若い子に「こちらの褒め言葉を100%のものとして受け取ってくれていない感じがする」と言われてドキッとする。
彼にもいろんな褒め言葉を頂いたが、いつも先輩として後輩を包み込んでくれてかわいい、とか、ちょっと面白いことを言われていたので許してほしいところだが、かといって、そうじゃなければ普段は100%受け取れているのかというとできていないと思う。
私は体育の先生みたいで女子に人気ありそう、とか言ってた。
先生には猫みたいだと言われたのが気になった。
普段先生とはやらないのでRPGであるイベントバトル感あった。ポケモンでの一番最初のバトル的な。

 

一番準備の時間がかかった、大切な人の命を救う設定を考える宿題。
制限時間2分内に命を救うそのシチュエーションを教室で再現する。
私が考えたのは、深夜、泥酔した友人が線路の上で倒れてしまう。電車が来る前に彼を線路の外へ運ぶ、というもの。
宿題レポートでは自分がその設定を信じられるように、より詳細に記載している。
レッスンメイトが大柄で、割かしよく遊ぶ友人と体格が近いので採用した。
手首を掴んで腕を引っ張る方式で動かしたけど、
案外早く達成してしまったとか、人数や障害を増やそうだとかという先生の注文で結局三回やった。
状況を信じられる信じられないよりも普通に疲れた。
180cm越えの人は身体の向きを変えようにもびくともしないことが分かった。
身長を聞いてみたらレッスンメイトとは40cm差だった。定規じゃん。

 

シーンの練習。
このタイミングで、一旦外出していたらしい偉い先生が戻ってきて、座り仕事をしながらレッスンの様子を見だした。緊張。
今回から新しい台本になった。正直台詞はしっかり覚えられなくてふわっふわ。
案の定ふわっふわでシーンをやることになった。
今回の台本は、父親がガンになってしまい、弟に帰ってきてほしい姉と実家に帰りたくない弟の話。
私は姉。また前回同様帰ってきてほしいと頼む役だが、より現実にありえそうな感じで設定は信じられる。
信じられるが、台詞が優しすぎて感情を台詞に乗せるのが難しい。
私もふてくされる役やりたかったな、と、思ったが、このタイプの役をするにはレッスンが必要だと思われたからこのチョイスなんだろう。

 

演じてみた感想、一緒に演じた人に対しての印象、先生からのアドバイス、などいつもの流れの後に、今回は偉い先生からのアドバイスがあった。

私の演技の、台詞を思い出そうとしている間が生っぽくて良かったと言われる。うっとなる。言いにくい言葉を言い淀んでいるように見えたのが良かったらしい。
そういう風に見えたらいいなと思いながら台詞を思い出していたのでそれは良かった。

 

全体に対する評価をしながら、ひとりひとりに助言をされた。
怖いことを言われるのではと怯えていたが、そんなことはなかったので良かった。
レッスンが終わったあとに声をかけられたので、少し話をした。
倉本聰北の国からとか)の作品に出てきそうな素朴な演技だったと言われたので
あれだ、イマドキっぽくないんだろうな、と受け取ったが、こういうところが
「褒め言葉を100%で受け取ってもらえてない感じ」なんだろうなと思った。

ただ、夏に観に行った他の学校の先生には
「30代になると役者は演技ができて当たり前と思われるようになる(から今の年齢で目指すのは厳しい)」と言われたものの、
この日、役者志望ではないという話をしたら即「やればいいじゃん」と言われたのはなんだかほっとするものがあった。
裏を読もうとすればいろんな思惑は考えられるけど、感覚的な話でいうとこちらの言葉がありがたい。

 

終わったあとはそのままインプロ。
それまで教室に置かれた差し入れお菓子を食べながら過ごした。
インプロは年末にある舞台発表のリハーサルを兼ねた内容。のびのびしてるけど若干の緊張感。
終わった後はいつも通りプチ飲み会をして解散。少しだけ身体に気を遣い無飲酒。
アヒージョを食べたことのない大人たちがわらわらと食べて見ている様子が面白かった。

 

やや早めに上がらせてもらい、帰宅。
久々にお風呂に浸かった。洗濯機を回した翌日は大体雨だ。
少しだけ片づけをして寝る。