抱き米

自分のための生存記録

20200129-20200130/演じながら自分で居続ける

【2020.01.29】
アラームで目覚め、夜更かししたけどすっきり起きられたぞ~と思っているうちにずぶずぶと睡魔に飲み込まれた。
最近だったら駅についている頃に起床。とはいえ同じ頃までぼーっとしていることもあるのでまあまあ許容範囲。
元の始業時間よりも大分早く出ているとはいえ、出社時間が自由過ぎてもう普通の会社で働ける気がしない。

ヨーグルトを飲む。痩せてた頃の生活に戻そうと少しずつ過去に戻している。
一番痩せてた頃の食事は一番お金が無い時期でもあり、
プロテインor無し/昼お湯でふやかしたご飯にふりかけをかけたもの/夜ところてんorプロテインor無し
だったが、普通に体調崩してたし、ここまでではない程度にどうにかしたい。手間がかからなくて健康的でお腹が膨れるもの…

お昼はトマトリゾット。おやつにチョコパイ。合間にガムとのど飴。珈琲。
夜は肉まん。夜もお腹は空くけど、気持ち的には別に食べなくてもいいんじゃないかと思ってる。
寝る前にお腹が減ってしまいヨーグルトを飲む。一日2食くらいヨーグルトでも満足すると思う。
コンビニに行く。水より炭酸水の方が安いな。
アサクリを見た。

シャワりながら台本読み。身体に沁み込んだ気がするが、相手の台詞は覚えてないので不安。
なんだかんだでまた夜更かし。


【2020.01.30】
めちゃねむで起床。早く出社できる気がしたが、忘れ物をしてほぼいつも通り。

前日の環境のBGMがI for youなせいで頭の中がI for you。こころから~君に伝えたい~
今日は誰のチョイスなのか、会社のBGMがカルディみたいな調子でカルディに行きたくなる。
お昼はセブンで買ったソーセージパンとさくらあんぱんで適当に済ませ、レッスンの宿題。考えることが沢山ある。
コーヒーを飲んだらお腹が鳴りまくる。

遅れてレッスンへ。偉い先生がまた居てびっくりする。
時間もないので順番に演じて、私は最後に発表だった。
今回でおしまいの台本なので内容も書いておく。

 

山田太一さんの台本で、単発ドラマ『大丈夫です、友よ』のワンシーン。
失踪した社長を追って、東京から九州へ飛んできた洋子と智之。
アパレル会社と銀行員である二人は会社の取引先というだけのつながりであるが、
宿泊チケットの都合で、この日はホテルの一室で一晩過ごすことになっている。

 

ハウステンボスの湖畔で、洋子が智之に告白をする。
半年前に会った時から気になっていた。三ヵ月観察して、この人と結婚しようと思った。
さらに観察を続けて、あなたも私を特別な目で見ていることが分かった。でも全然デートには誘ってくれなかった。
うちの社長が心配というだけで九州まで付き合ってくれているわけではないでしょう。
もう25歳だし、結婚をする気のない人とはセックスをする気はない。
だから今夜私に手を出したら、結婚をしたいと判断します。そして私は手を出してくれていいと思っています。

 

ということを伝える役。
智之はこれまでの言葉の端々から下心が見え隠れしていたけど、急に結婚と言われても…という感じ
(でも洋子のことは好きではある。好きだからこそすぐに結婚はできないと考えている)

 

前回のレッスンではラブラブな感じで押せばいい感じで終わるのでは?と思い、
そのようにしたし、その通りラブラブカップルな感じで終わったけど、
「役の目的を"理想的な形で"達成させる動きを考えると良い」という先輩のアドバイスから、
もし自分が付き合ってもいないけど結婚をしたいと考えている相手に告白をするとしたらどんな感じになるかを考えて、本当に告白するつもりでやった。
相手に真剣に結婚を考えてもらいたいから、ラブラブじゃ違うなっていう。
本当の、コミュニケーションが苦手な自分だから全然格好良くないし、
必死過ぎて、重すぎて相手逃げちゃうんじゃないかみたいな感じになってどうかなって思った。

でも先生からは観客側からしたらそれが応援したくなる。相手の動きにも反応して動けてた、
このあとどうなるんだろうって続きが気になるからOK、がんばったねって言われて、
なんかちゃんと人が見るものとして褒められた気がして嬉しかった。

 

発声とか動作とか、演じるスキルは全然ないし、あとから思い返して、ひとつ台詞忘れたとか、最後「なんか熱い」ってところで笑うことができなかったとか、反省点もたくさんあるけど、発表だからというドキドキじゃなくて告白をするドキドキを感じたし、楽しかった。

洋子は感情をあまり表に出さない方で、恋愛に慎重なタイプで、でも突飛な行動に出て見たり、
なんか変に思うところは少なくて、私みたいだなあって思えたのも良かったな。
こんなまっすぐな告白はできないけど、もしするとしたらこうなるだろうなって。

 

今回はみんな同じ台本を使って、みんな違う雰囲気の演技をしてたのも良かったな。
友達カップルっぽかったり、押せ押せ姉御肌っぽかったり。
前回の智之の、結婚という言葉に引きすぎてたり、下心垂れ流しだったりっていうのも
今回調整できてたのか、各洋子の様子に反応して全部違う演技になってた。

人生で一番セックスという言葉を発した期間でした。

 

次の台本はまたがらっと空気感の違うもの。こっちはこっちでやりやすそうで楽しみ。

帰り道、昨日の電話ではまだ若いし結婚なんか考えられないと言っていた同期が、
台本に引きずられてるのか「結婚したい」って言ってて笑った。

 

帰宅して新しい台本を読みながらシャワる。早口になり過ぎそうなので落ち着いて演じたい。
演じることが楽しくて、少し洋子の気持ちを引きずったまま、牛乳を飲んで寝る。