抱き米

自分のための生存記録

20200221/沖縄へ飛ぶ

お昼過ぎには飛行機に乗る予定となっていた。
寝坊しないかと心配していたもののしっかりアラームで起床。
余裕余裕、とのんびりしていたら、アプリで到着時間を調べた家を出る直前に
「家を出る時間」と「空港に到着していれば余裕な時間」を間違えていたことに気付く。
「空港に到着していれば余裕な時間」に「家を出る」と間に合わない。
間に合わない。
なんならちょっと早めに出よう、じゃなくて、
余裕があるからちょっと遅くなってもいいか、で進めてしまったので時間を過ぎている。
アプリが示す通りで行くとチェックイン終了時間に駅に着く。だめじゃん。
電車の時間はどうにもならないので、徒歩移動を短縮するしかない。
適当なところでタクシーを捕まえることも考えつつ駅までダッシュ

電車の中でスカイライナーを予約してみてハイテクな時代になったな~と思う。
でも指定席確認、エスカレーター前での予約画面チェックだった。ポケモンの世界ぽい。

奇跡的に遅延もなく、待ち時間も少なく移動ができて、
結果想定よりも20分程早めに空港着。第三ターミナルまではバスではなくダッシュ

チェックインには間に合ったものの、荷物預かりでスタッフさんがちょっともたもた。
出発15分前に荷物を預けて検査場に5分前に滑り込みでセーフ。
直前のお土産屋さんで叔父家族へのお土産も買えた。飛行機も新幹線くらいに気軽な乗り物になってほしい。

飛行機の中ではずっと仕事をしていた。10kg近くある荷物を背負って走ったことにしみじみ。
遠出の度にカメラだとかパソコンだとかを持って行くから大荷物になるのだ。
ひとつまえの三席まるまる空席でコロナの影響を感じる。
途中で他の席から中国人がそこに移動してきて、CAさんに声をかけられていた。自由。

2時間半程度で沖縄に到着。
空港までの移動時間を考えなければ新幹線で名古屋へ行くのと同じくらいだ。
少しだけ空港内をうろつく。相変わらず那覇空港だな~という感じ。
時間があったら帰りにスタバの桜フラぺを買おうと思う。これはフラグです。

宿泊先まで空港から5km程度だとわかったので、モノレールには乗らず、徒歩で行くことに。
荷物しょってても5kmくらい歩けるし、普通の街並みが観たいし。
なんとなく空港って陸の孤島というか、車や電車でないと行き来できないイメージがあるけどもちろんそんなことはない。

自衛隊施設や自衛隊員っぽい人を見掛けて超個人的な嫌なことを思い出したり、
ライオンマンションのライオンがシーサーであるのが見られたり、
現地っぽい建物も見られて満足。
広い公園で二人の女学生がしゃぼんだまをしていた。
立ち寄ったセブンイレブンで福袋が売られまくっていて、何かと思ったら新規オープンとのことだった。
店頭にテント張ったりめちゃめちゃお祭り感あった。
所持金がほぼ0円だったので郵便局にも寄った。現地の人しかほとんど行かないようなところへ行くのも楽しい。

すっかり暗くなった頃に宿に到着。平成初期を感じる古いホテルだが、スタッフさんは親切で良かった。
国際通りも近かったけど寄る暇は無く。父から弟と一緒に夜ご飯を食べようと連絡があったので集合する。
24時間家族とずっと過ごすのが辛くてわざわざ前入りを選んだのでできる限り一人にしてほしい、と思いつつ
旅費は実家負担なのでなるべく文句は言わないようにこらえる。
家族が嫌なのではなく家族と常に一緒にいるというのが嫌。最初はよくても後半は絶対不機嫌を表してしまう。

餃子屋さんで食べた。しかしお父さん、めちゃめちゃ食べる量が多い。
もっと食べ、もっと食べ、ってこっちにもやってくるが自分のペースで食べたい。
一方私はお酒ではなく黒ウーロンを選び、野菜を積極的に食べていた。人生の変移だ。
話題のほとんどは弟の進路について。
人の人生と自分の人生は違うのであまり口出ししたくないが、
他人になんの影響も無いとしても、自分が得になる行動、損になる行動ってあると思う。

お腹いっぱいで解散。ホテルに戻ってシャワり、ボイスレッスンで習ったストレッチと呼吸法をやる。
エアコンが温度設定できない古いタイプで困る。あとトイレが流れている音がずっとしているのも困る。
壁が薄いのか、外や他の部屋の声が聞こえる…のはまあいいや。
安さを重視した5000円でおつりがくるそれなりの部屋である。
なんとなしにホテル名で検索したら予測に「幽霊部屋」というものがあり、びびって眠れなくなる。
テレビも電気もつけっぱなしで寝た。