抱き米

自分のための生存記録

20200323-20200324/ブログ再開

前回のブログの日付が3月22日。
コロナ的な何かにかかって、そのまま在宅勤務に入って、明けました。

もう6月ですよ。


しばらくバタバタしているのでまた連続しては書けないかもしれないけれど再開します。一先ず公開できずに残っていた3月23日、24日の日記を置いておきます。


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【2020.03.23】
月曜日が来るのが早い。
朝は野菜ジュースとコーヒーを飲み、
昼はシーチキンサラダとごぼうを食べ、おやつにガムと揚げ饅頭、ドライマンゴー。
夜はところてんと緑の冷製スープを食べる。

演技のレッスンのイメトレで存在しないネガティブな記憶を作って鬱々し、泣きながら台本を読む。
昼間も考えては何度か泣いた。あんまり思いつめると本当にあった気がしてくるので普通に病むと思う。
でも演技の下準備ってこういうこと以外にもすることあったな。
そもそもこんな感じでいいのかな。

 

【2020.03.24】
少しでも残業を減らすために1時間早く出勤。
今日はレッスンの一回目。今期のレッスンは平日の明るい時間が多く、
何日かはお昼過ぎに退勤して夕方から夜にまた出勤できたらいいなというスケジュールになる。
それも半日休みをもらうか、無理無理にフレックス行使をするかというところ。
先々週。レッスン受講申し込み締め切りギリギリまで上司に相談できなかったが、
「だんだん会社員勤めができなくなるね笑」と言われつつなんやかんやで許可がもらえた。良かった。

 

朝は野菜ジュース。昼はちょっとボリューミーでありつつも野菜を意識をしたお弁当。
おやつにガムとコーヒー、あげまんじゅうとドライフルーツ。

 

そんなこんなで夕方から堂々退勤。演技の教室へ。
30分前に到着したら早すぎて居場所がなくそわそわする。
どんよりした気分を保つことを意識して待つ。
いつもの同期だけではなく先輩達も参加するクラス。人が集まってくるごとにそわそわする。

習い事感覚で行っているが、レッスンが始まるとちゃんと養成所だったことを思い出してハッとなる。
知らない先輩、知ってるけど一緒に交流がない先輩、怖い先生、なかなかこない同期、言葉に英語を混ぜてくる怖い先生。

パニックになるタイプの人見知りなので言わなくてもいいことを元気に言いまくる。
失恋を!きっかけに!演劇を始めました!最近学んだことは鏡をイスに立て掛けると浮けるということです!イスに!鏡を!立て掛けると!浮けるんです!(本名)…じゃない、米田、あっ苗字いらん、梅子、梅子です!
OSに深刻なバグがあるとしか思えない。

 


シーンレッスンはじゃんけんでペア決め。
受講者は10人ほど。ちゃんと数えてないけど3時間のレッスンの中で約5組がシーンを演じ、助言をもらう。
なので演じられるのは1日1回、多くても2回。

レッスン生は事前に与えられた台本を覚えてきている。
ただしキャラクターや作品の設定は明かされない。ここは自分たちで考えて、役の可能性を広げるということをするのがレッスンの内容のひとつでもある。

初めましての独特な雰囲気の先輩とペア。
緊張と人見知りでなんとなくうにゃうにゃぼやぼやした感じの話合いをしてしまい、
準備はやっぱり足りず、というか課題に対する認識違いもありあまり楽しくできず。
他のチームは破綻するところもありつつ面白い演技をしていた。

 


反省をしつつ、二回できることになったので、相手をチェンジして再び話し合い。
相手は普段レッスン講師もしている先輩。

「梅ちゃんと演じてみたかったんだよね~」
というのでそうなんや…?
と思いながら相談をして、15分後に本番。
今までで一番焦ったけど、上手な先輩なので安心感。

 

台詞はそのまま、
二人の設定はハプニングバーに通い出した男と、ハプニングバー通いの女。
男とはまだそういう関係まで至っていない。良い雰囲気ではあるが、女は通うのを辞めようと思っている。なぜならこの男の父親もこの店の常連だと気づいてしまったから。
…という設定に変更。
なんとかしてセッに持ち込みたい男 VS したいけど何もせず部屋を出たい女


元ネタはシリアスなのでどうしようかと思っていたら、
先輩側は始終下心丸出しというか、下心しかない演技(※下心丸出しという演技)でめちゃめちゃ焦る。焦りながら演技。本当にキスされるんじゃないかという距離感と強引さ。
私は部屋から出るという目的があるので、それに対応&抵抗しながら出口へ向かおうとする。

 

リアルな演技というのは、役者が本気でその場で自分の目的を達成しようとするから生まれるもの、ということらしい。
先輩は本気でそういう空気に持って行こうとして、そして私はそれに本当に焦って抵抗したということで、結果的に「リアルな」演技に見てる側に見えるシーンづくりとなった。みたい。

 

作品づくりのため、役者として、
レッスンでも本当にキスをしたり、脱いだりすることもあるらしいけど、
私はそこまで入れ込めない。悩む。